○生地屋トップへ　●ベルベット生地　●生地通販ショップ　●ベルベット生地見本　●ﾍﾞﾙﾍﾞｯﾄ生地注文　●お問合わせ

自然や地球を愛することをテーマとした「愛・地球博」が開催されています。
そのパビリオンの中で、最も注目され人気を集めているものとして
永久凍土から発掘されたマンモスがあまりにも有名ですが、
その他にも興味ある展示物も数々あるようです。

それらの中のひとつに、『万年時計』があります。
この万年時計は、今から約１５０年前の江戸時代に
田中久重氏によって作り上げられた精巧なカラクリ時計です。

現在の技術者によって、その分解と復元作業を実行しましたが、
その設計の巧妙さと部品一つ一つの精巧さに驚かされたそうです。
この万年時計の動力は、厚さ２ｃｍにも及ぶ真鋳のゼンマイで
ひと巻きすれば、約１年間も時計を動かす動力として働いていたそうです。
また、歯車のひとつに現在使われていない「虫歯車」と名付けたものがあり、
この正・逆の回転を一つの歯車によって作り出すと言う不思議な歯車の
発見に驚かされたとのことです。
その他、太陽の高度を示す模型が時間と季節と共に自動で動いたり、
夏時間と冬時間を別々に表示する仕組みを備えていたりと、
数々の仕掛けが組み込まれていたそうです。

この万年時計の製作者である田中久重氏は、
東洋のエジソンとも呼ばれ、発明家でもあり、
現在の東芝の創始者でもあります。

人は、「この１５０年前の江戸時代に、また田中久重氏に、
日本の物造りの原点がある。」と言います。
いやそれだけではないと思います。
この時に、日本のビジネスの原点があると言えると思います。

海外に生産からビジネスまでを委ね、頼る日本の現状ですが、
我々日本人は、過去に学び、未来を築くべきだと思います。
もっと 『 ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ 』 に自信と誇りを持とうじゃありませんか。
最後に、田中久重氏の言葉を紹介します。

　知識は、失敗より学ぶ
　事を成就するには
　志があり　忍耐があり
　勇気があり　失敗があり
　その後に
　成就があるのである

読者の皆さんは、いくつの教訓を感じ取りましたか。
知恵を絞り、明日からいや今日からの経営に仕事に頑張りましょう！

人生において大切なもの忘れてはならぬものに「笑顔」があります。
うれしい時、楽しい時は自然と現れるでしょうが、
自分自身のみならず、他人にもエネルギーをもたらすものが「笑顔」です。

仕事においては、社内では上司・同僚・部下に対し、社外ではお客様に対し、
また、家庭・プライベートにおいては、家族・友人・知人・恋人などなどに対し、
「笑顔」はお互いの架け橋となり、エネルギーの源となります。

そこで、以前に知った『笑顔』という詩をご紹介させていただきます。
（著者には申し訳ありませんが、作者名はわかりません）

　　　『 笑 顔　smile 』
　元手がいらず　しかも利益は莫大
　与えても減らず　与えられた者は豊かになる
　一瞬見せれば　その記憶は永遠に続くことがある
　どんな金持ちでも　これなしには暮らせない
　どんな貧乏人でも　これによって豊かになる
　家庭に幸福を
　商売に善意をもたらす友情の愛の言葉
　疲れた者にとっては休養
　失意の人には光明
　悲しむ者にとっては太陽
　悩める者にとっては自然の解毒剤
　買うことも
　強要することも
　盗むこともできない
　無償で与えて初めて値打ちが出る
　笑顔

先ずは、周りの人に笑顔を見せることから始めませんか。
ただ、作り笑い・作り微笑みはダメですよ。心が感じられませんから。
心の底からにじみ出る笑顔を見せるように心がけましょうね。

読者の皆さんは、いくつの教訓を感じ取りましたか。
知恵を絞り、明日からいや今日からの経営に仕事に頑張りましょう！

我々の住む地球には、約２億５千万年前に生物の９５％が
絶滅したとされる大変動期があったそうです。
この大変動期において、生き残った５％の生物の中より
その後１億年後に栄えた恐竜と共に進化したのが、
我々哺乳類の祖先だったそうです。

この大変動期から後の恐竜全盛期を迎えるまでの間には、
低酸素環境の暗黒時代があったとのことで、
この低酸素環境下の暗黒時代に、恐竜となる爬虫類と
我々哺乳類の祖先は、後々の繁栄につながるための進化をしました。
つまり、環境に耐え切れず進化できなかった種族は滅び去り、
悪条件の環境に耐えて進化したものだけが、
生き延び、そして後の繁栄に結びついたと言えるのです。

ではどのような進化を遂げたかと言いますと、
恐竜となった爬虫類は、「気のうシステム」により
また哺乳類の祖先は、横隔膜を形成と腹部骨格の減少により
低酸素状態であった環境下で、
より多くの酸素を取り込む工夫をした進化をしました。
現代においては、この時代に進化した「気のうシステム」が
爬虫類から進化した鳥類に活かされ、
また、腹部骨格を無くし肋骨だけにすることにより
哺乳類は胎生を手に入れたそうなのです。
暗黒時代における悪条件の環境において、
試練と苦しみの中より生き残る工夫の進化が生まれ、
現代における鳥類の誕生と、我々哺乳類の繁栄があるのだと言えます。
進化が無ければ滅んでいたことでしょう。
また、進化することにより、繁栄につながる
他と競争力のある新たなる機能を身に付けたとも言えます。

我々ビジネスの世界においても、
今は、日本経済においてバブルがはじけ、
流れの速い激動の新時代が続いてる状態にあります。
現在の経済環境は、高度経済成長期でもなければ、
景気循環期の不況期でもありません。
経済環境は激変し、新しい経済環境の下に日本はあります。
今の経済環境は、いわゆる低酸素時代の環境と言えるのでしょう。
この環境の下、経営を仕事を工夫し、進化させることが、
これからの繁栄につながるのだと言えると思います。
明るい未来の繁栄を勝ち取るために、
みなさんご一緒に知恵を絞り、やる気と頑張りと情熱を持って、
経営戦略と戦術を加え、工夫して進化して頑張りましょう。

読者の皆さんは、いくつの教訓を感じ取りましたか。
知恵を絞り、明日からいや今日からの経営に仕事に頑張りましょう！

ある落語の中にあった話より。
問題、３０個のみかんを平等に５人の人に分けるにはどうしたらよいでしょうか？
一人にみかんを６個づつ分けるという答えでは不正解。

正解は、みかんの大きさや味は１個１個異なるものだから、
３０個のみかんを一度ジューサーにかけて、できたジュースを５等分するのが、
５人に平等に分けられるとのことでした。

つまり、従来我々が学んできた算数の考え方ではダメなのです。
この話には、とても重要な教訓が含まれていると感じます。

我々ビジネスの世界においても、
従来から存在する既成概念や固定観念にとらわれていたり、
旧態依然とした制度・形式が間違いなく正しいと判断したりしていては
問題は解決しませんし、進歩もあり得ません。
一度解きほぐしたり、別の角度から眺めてみることも大切です。
また、世の中のセオリー（成功事例）を鵜呑みにすることも良くありません。
セオリー（成功事例）そのもののファクター（要因）と、
己や自社のファクター（要素）とは全く同じではありませんから。
ここは柔らかなる発想と、既成概念や固定観念を噛み砕く力とが
必要であり重要であると考えられます。

読者の皆さんは、いくつの教訓を感じ取りましたか。
知恵を絞り、明日からいや今日からの経営に仕事に頑張りましょう！

西本願寺では、ただ今４００年来の屋根瓦修復工事が進行中です。
その修復作業において、瓦留め用の鉄釘を新調するか、
そのまま再利用するかの議論があったそうです。
結論は、４００年間使用し続けた赤サビの付いた鉄釘を再利用することになったそうです。
ではどうして、赤サビの付いた鉄釘を使用するかと言いますと、
その鉄釘を煎茶と一緒に数時間も煮て使うそうなのです。
これは日本の伝統技法によるもので、
赤サビと煎茶の中の成分であるタンニンが化学作用し、タンニン酸鉄に変化して、
鉄釘の強度を増すことになる防錆効果を発揮するのだそうです。
赤サビを取り除くのでは鉄釘が細るだけですが、
赤サビをそのまま利用し、さらに防錆効果をプラスしてしまう方法なのです。
つまり、欠点を利用して新たなる利点を生み出しているわけなのです。
この話には、とても重要な教訓が含まれていると感じます。

我々ビジネスの世界においても、
会社の弱みと思っていたことが、知恵を使うことによって強みに転じうると言えますし、
短所を切り取るだけでは身が細るだけですが、
知恵を使い、短所を利用して長所に変えれば、より強靭になれるとも言えます。
また、何でもかんでも新しくするのではなく、古い中にも大切なものがあり、
古き伝統の中には、いくつもの知恵が在るのだと教えてくれます。

読者の皆さんは、いくつの教訓を感じ取りましたか。
知恵を絞り、明日からいや今日からの経営に仕事に頑張りましょう！